先日、八王子市クリエイトホールにて
はちおうじ未来塾の卒業発表会・修了式が開催されました。

”はちおうじ未来塾”とは、商工会議所が主催する
事業後継者のための育成プログラムです。

入塾していた弊社のグループ会社の社員が、卒業を迎えるにあたり
私達も卒業発表会へ出席することとなりました。

発表の舞台に立つのは１１人の塾生達。
１人１５分の持ち時間で、１年間学んだことを発表します。

内容は
　・自社の歴史や仕事内容の紹介
　・SWOT分析などによる、環境分析
　・分析から導き出した、課題とビジョン提案
　・決意表明、会社関係者へのメッセージ　などです。　

他社の発表を聞いていると
飛行機の内部製品を作っている会社、有名なモニュメントを納品している会社など
八王子には、とても技術力の高い企業があるのだと知りました。

また、自社の分析やビジョン提案などは
社員へのメッセージ性が強いものになっており、式に参加した意味を強く感じました。

なかには、日頃の感謝を伝える際に、感極まって涙する塾生さんも。
個性豊かな発表は、笑いあり涙あり。見ごたえあるものばかりでした。

そして、弊社グループ会社のYさん。出番は11番目のトリ。
彼が掲げたのは
　①社内の設計部門の設立案
　②2025年までの人材評価制度の整備
　③地域一体となってのBIM人材の育成　でした。

設計部門の設立案には、驚きましたが
弊社が取り組んでいる、BIMの技術力を100％発揮し
業界の低価格競争から独立した商品を生み出すためには
自社での設計・施工を一貫して行うことのメリットは、とても大きいです。

今回、塾生の皆さんの話を聞いて、感じたことは
どなたも「具体的な目標を立て、新しい提案をされている」ということです。
受け継いだ伝統を守り、会社を存続させていくためには
常に新しい取り組みを、模索する必要があるのだと感じました。

このように、後継者の育成や、交流の場を作る”はちおうじ未来塾”という取り組み。
オープンで活気があり、地元企業の活性化につながる素敵な事業ですよね。

16期生の皆さん　ご卒業おめでとうございます。
今後のご活躍を応援しています。

2024年3月22日